月別アーカイブ: 2023年12月

活動雑記#231231

どうも、おはこんばんちは。髙松です。

年末ですわ。特に仕事は……してるようなしてないような。
いや、してないね。うん。

今年は世間的には本当にひどい年でしたね。
コロナ禍以降、まあまあひどい年が続いてましたけど、
輪を掛けてひどいというか。

ただ、ひどいとは言うものの、悪いことが表に出てこないよりは、はるかにすばらしい。
不透明であることが避けられないこの世界で、透明度を高めようとする力が働く。
それは人が持つ自浄作用がまだ機能している証拠でしょう。

作家・編集というのは因果な商売です。
人間社会で純粋な新規性というものは、すでに存在しません。
芸術面では、出尽くしたアイディアや構成を再構築するだけの作業です。
「獲得した知識で考えた」と言っても、すべては借り物。
そこに嘘が混じるのは避けられません。

そらAIが跋扈するのもむべなるかな。
AIについてはもう今後付き合っていくことは避けられませんので、
せめてプラットフォーム側で使用の有無を明示する機構を用意し、
読者に選択権を与えてほしいところです。

今年1年、嘘というものに振り回されました。
僕は嘘を吐いてまで仕事を得たくありませんし、
嘘を吐いて自分を大きく見せたくありませんし、
嘘をひた隠して、大金を隠し持ちたくないです。

生きるために嘘が必要だとしても、
人生を振り返ったときに誇れないような生き方はすべきではありません。

嘘偽りなく申し上げますと、
来年のお仕事は継続中の『いせわれ』以外ございません(
お仕事募集中! こちらからご連絡お待ちしております!!

まぁ東京で短期滞在したり小説2冊出させていただいたり、
右往左往したわりには楽しい1年だったかもしれません。
来年も元気にお仕事したいですね。
今後ともよろしくお願いします!

ではまた。

活動雑記#231201 『スノーマン』発売

どうも、おはこんばんちは。髙松です。
めっきり寒くなりましたね。
こんな寒い日にはコレ! 『スノーマン』(河出書房新社)~~!(テッテレレッテッテーッテテー

クッソ雑な導入は置いといて、本日発売です。よろしくオナシャス。
もうだいぶ前に見本誌届いてたんですけど、告知や宣伝についてなんも聞いてなかったんで黙ってました。
ウソやろそんな著者おるんか? これがホントなんだなあ(みつを

宣伝動画はご覧いただきましたでしょうか。
この動画が公開された日とその翌日の熱狂ぶりは恐ろしかったです。再生数えらい伸びたしグッドもめちゃくちゃ付いてるし、Twitterトレンドにも十数時間居座っててはちゃめちゃビビりました。
「えっ……こんなに人気楽曲だったの……? そんな楽曲の物語の執筆手がけたの……?」
みたいな、コトの重大さをいきなり突きつけられて(またか(まるで成長していない(学習しろ

制作秘話的なものをちょっと明かすと、いろんな条件やご要望を各所からいただいてずいぶん頭を悩ませました。
ファンの方々が10年間醸成してきた想いに応え、想像を超えなくてはいけない。
条件や要望をクリアしつつ、さらによりよいものにするためにどうしようかと考え抜いた結果、本作のストーリーとなりました。
それだけに、制作中にいただいたhalyosyさんのご感想とあとがきはめちゃくちゃ嬉しかったです。
特に「最高のストーリー」と仰っていただいたのは、これまでの経歴の中でベスト3に入るくらい嬉しかった。
頑張って完成させた甲斐がありました。

内容について触れるのはやめときます。
今回は多分webあとがきも書かないです。答えは作中で大体全部明かしたはずなので。
これから手に取っていただける方には、ただこの一言を贈りたいと思います。
「よい旅を」

ではまた。