あけましておめでとうございます。髙松です。
元日早々とんでもない事件・事故続きで、本当に大変です。
まずは被災された方々の無事をお祈りします。
どうか安らかな日々が一日でも早く訪れますように。
もう触れないわけにはいかないので書きますが、
旧年の12月に発売した小説をお手にとっていただき、読んでくださった皆さんは、
どうしても想起してしまうでしょう。
執筆した本人としても、当然ながら複雑な心境です。
ただプロットを練っていた当時、今だからこそ書ける、書く価値がある、
そういう信念を持って、表現する覚悟を決めたことは、
今も間違っていなかったと考えています。
僕ら日本人は、この地で生きていく上で災害とは常に向き合い続ける運命にあります。
これはもう、どうしようもないことです。
だからこそ伝えたかった。
誰かの心の傷を抉り出すことになっても、
今を生きている強さがあれば、きっと乗り越えていらっしゃる。
災害と戦ったあらゆる立場の人々の勇姿を真剣に描けば、
halyosyさんが伝えたかったメッセージ性はより強く、より正確に、きっと伝わると信じました。
新暦の上では年明けですが、旧暦では節分を境に次の年になる、という考え方があります。
この大変な状況は、2023年のロスタイムだと考えましょう。
みんなで乗り切って、乗り越えて、本当の年明けを迎える。
きっとできますよ。今までだってやってきたんです。
僕も微力ながら寄付などで応援します。
何もできないと嘆く必要はありません。
ほんの少しのお金を寄付するだけでもいい。
自粛せずに自分の生活を送ることも大事です。
デマや悪質な発信に加担しない。
安易な行動を取らない。
そんな小さな心がけが、大きな力になります。
当たり前ですが、心が耐えきれなくなったら自分から情報を遠ざけましょう。
人はそれぞれ強さが違います。
フィジカルにおいてもメンタルにおいても。
決して無理をしないでください。
大丈夫だ、と思ったらまた頑張りましょう。
人生は長い長い戦いですから。
ではまた。